ゲームのサウンドトラック:ランス10 -決戦-

ランス10 -決戦-は世界を舞台にした非常に臨場感あふれるロールプレイングゲームとなっており、地球の侵略を目論む魔物とランスを中心とする地球連合軍の戦いを表現したものとなっています。

このランス10 -決戦-はこのロールプレイングゲームのシリーズ10作目となっており、前作までは様々な地球の中の国々の争いを表現したストーリーが中心でしたが、今回の10作目は敵が魔物となっており、その魔物と対抗するためにこれまで争いを繰り返してきた国々がランスを中心に1つになり、その総力を結集して魔物と死闘を繰り広げるものとなっているのが特徴です。ストーリーが展開するにつれ、これまでお互いに争っていた国々がどのように集結していくかと言う点も見物となっており、また最終的にはその結末がどのように描かれているのかも非常に興味深いゲームとなっています。

ランス10 サントラの特徴

ランス10 サントラの特徴

このランス10 サントラは2018年の10月に発売となっており、ゲームの内容に合わせた臨場感触れる音源となっている点が特徴です。通常ロールプレイングゲームのサウンドトラックはゲームミュージック特有の非常に軽快な音源となっていることが多いのですが、この ランス10 サントラの場合には非常に重厚なものとなっているのが特徴です。ゲームの概要を知らない人であっても、単純に組曲として楽しむことができるほどのものとなっており、非常に練り込まれた曲作りや音作りとなっているのが特徴であり、ゲームの紹介雑誌以外でも積極的に取り上げられることが多いものとなっています。

最近ではゲームのサウンドトラックは従来のようにゲームのBGMと言う位置づけではなく、1つのコンセプトを持ったものとして作られることが少なくありません。著名な作曲家やミュージシャンなどを起用し、練り込まれた重厚な音源となっています。近年ではゲーム機なども進化をしており複雑な音源を再生することができる機能を持っていることもその理由ですが、ランス10 -決戦-のような非常に緊張感の高いロールプレイングゲームの場合には、そのゲームミュージックもその緊張感をそぐわないような重厚な音源が求められる面もあり、非常にゲームの内容に合っているものとなっているのが特徴です。音楽アルバムとしての評価も非常に高く、様々なゲームミュージックの中でも、音楽的な表現力が非常に高いと評価されているものとなっています。